映画「ラストターン 福山健二71歳、二度目の青春」

試写会で「ラストターン 福山健二71歳、二度目の青春」を観てきました。
人生100年時代と言われ、定年退職後の人生が昔と比べて格段に長くなった現代、高齢者の社会的孤独、認知症・介護などの問題も山積しています。

定年退職後、認知症の愛妻(宮崎美子)を看取り、一人で暮らす福山健二(岩城滉一)。彼は穏やかな幸せを見つけ、健康維持と認知症予防に取り組み始める。コミュニティクラブで友人の橋本(田山涼成)と出会い、一緒に活動する中で絆を深める。人生の最期に向かって穏やかに、かつ前向きに過ごそうとする姿勢は、誰もが共感できるものです。橋本との友情や水泳教室への挑戦も、新たな喜びと成長をもたらしてくれそうですね。人生は確かに、この瞬間に輝いています。健二がそれを感じ、前を向いて歩んでいく姿に、勇気と希望をもらえます。

本作は、イオンシネマ板橋、池袋シネマ・ロサ、シネマート新宿などで本日5月10日から公開です。