
7月8日の夕方、東京・台東区で開催された「入谷朝顔まつり」に出かけてきました。今年は7月6日から8日までの3日間の開催で、私が訪れたのは最終日の午後5時30分頃です。

会場へ向かう途中、夕暮れの空に東京スカイツリーが美しくそびえ立ち、「今日は賑やかなお祭りになりそうだ」と期待が膨らみました。

朝顔まつりといえば、色とりどりの朝顔が並ぶ「朝顔市」が一番の見どころです。しかし、到着した時間が遅かったため、残念ながら朝顔はすべて完売。人気の高さをあらためて実感しました。


それでも歩行者天国は午後9時まで続き、言問通りには大勢の人が集まり、祭りの熱気に包まれていました。屋台が道路の両側にずらりと並び、焼きそばやたこ焼き、かき氷など、おいしそうな香りが漂っています。浴衣姿の人や外国からの観光客も多く、日本の夏を楽しんでいる様子が印象的でした。

私も屋台で、昔懐かしい杏飴を購入しました。透明感のある青い水飴で包まれた杏飴は見た目にも涼しげで、甘酸っぱい杏とパリッとした水飴の食感が暑さを忘れさせてくれました。

会場の一角では、朝顔の花を水に浮かべた涼しげな鉢が飾られ、足を止めて写真を撮る人がたくさんいました。色鮮やかな朝顔が水面に浮かぶ姿は、このお祭りならではの風情を感じさせてくれます。



また、入谷鬼子母神(真源寺)の境内を参拝し、全国各地の特産品が並ぶ「ふるさと交流物産展」ものぞいてみました。地元の名産品や工芸品などが販売され、多くの人で賑わっていました。お祭りは朝顔だけではなく、地域の文化や交流を楽しめる催しでもあることを実感しました。

会場周辺には「入谷鬼子母神」と書かれた提灯や、朝顔の絵が描かれた提灯が飾られ、江戸情緒あふれる街並みが祭りを一層盛り上げていました。夕日が差し込む歩行者天国を歩きながら、「これぞ東京の夏だなあ」としみじみ感じました。

今回は朝顔を買うことはできませんでしたが、祭りの賑わいや屋台グルメ、そして多くの人々の笑顔に触れ、十分に夏の風情を満喫することができました。

来年はもう少し早い時間に訪れて、美しく咲いた朝顔をゆっくり眺めながら、お気に入りの一鉢を買って帰りたいと思いました。