2024-06-01から1ヶ月間の記事一覧

城北中央公園散策(3)

城北中央公園の横の石神井川で調節池の工事が進んでいます。 台風や集中豪雨による大雨の水害を防ぐことを目的に、東京都の河川整備による治水対策が進めてられています。1980年から1989年までの10年間に東京都内で発生した1時間あたり50mmを超える降雨は20…

城北中央公園散策(2)

前回に続きです。 城北中央公園の競技場のグランドの横に、「栗原遺跡」があります。 栗原遺跡は、昭和30年(1955年)に発掘され、縄文土器が出土するとともに、弥生~平安時代の竪穴住居跡が発見されています。このあたりは、石神井川と田柄川にはさまれた…

城北中央公園散策(1)

板橋区と練馬区にまたがる城北中央公園を歩きます。 茂呂山通りから、坂を登ります。両側はテニスコートになっています。 坂を登ると、多目的広場になります。ここには売店があり、朝9時から営業したいます。ラーメン、焼きそば、パン、アイス、菓子類が豊富…

来年の大河ドラマ主人公、蔦屋重三郎の「耕書堂」跡を見にゆく

2025年のNHK大河ドラマは”江戸のメディア王”蔦屋重三郎を描く、横浜流星主演の「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」に決まりました。 NHKはその制作発表で、当時の版元として出版を手掛け、黄表紙や浮世絵といった作品を数多く制作し、喜多川歌麿や葛飾北斎、山東…

江戸と東京を歩く 麹町・日比谷編(4)

桜田門を出て、日比谷交差点に向かいます。この辺の堀は、日比谷濠と呼び、L字型に壕が折れたようになっています。 日比谷交差点の有楽門から日比谷公園に入ります。日比谷見附跡が石垣として残っています。横の心字池は、江戸城の堀の名残です。 日比谷公園…

江戸と東京を歩く 麹町・日比谷編(3)

国土交通省の横の坂を下り、左に向かいます。左が警視庁、右手に法務省旧本館(赤れんが棟)が見えれば、桜田門です。 法務省旧本館(赤れんが棟) 法務省旧本館は、旧司法省庁舎として1895年に竣工したドイツ・ネオバロック様式の歴史主義建築である。基本…

江戸と東京を歩く 麹町・日比谷編(2)

前回に引き続いて、お掘り沿いを歩いています。 東京のどのエリアからもアクセスが良くオフィス街からも近い皇居外周路は、ランニング人口の増加とともに日本で最も有名なランニングスポットとなっており、多い日には1万人を越える人が走っています。ランニ…

江戸と東京を歩く 麹町・日比谷編(1)

先月に続き、今月もNPO江戸百景と東京の風景の会が主催する「江戸百景コース」の麹町日比谷コースに参加しました。 江戸百景と東京の風景の会は、「江戸百景散歩をして、東京の今昔を体験してみませんか。」とのコンセプトに、江戸の頃の風景を浮世絵「江戸…

映画「ディアファミリー」を観る

過去30年間で約12万人もの命を救った医療器具。「バルーンカテーテル」と呼ばれるこの器具を日本で初めて開発したのは、医学分野ではまったくの素人だった1組夫婦。ノンフィクション作家・清武英利の著書『アトムの心臓「ディア・ファミリー」23年間の記録』…

大宮公園で散策(2)

氷川神社を参拝して、大宮公園に入ります。 大宮公園は、1885年(明治18年)に開園した埼玉県初の県営公園です。 隣には氷川神社が鎮座し、梅林をはじめ1,200本を超える桜や、樹齢100年を超える赤松林など、四季折々の自然を満喫することができます。 また、NA…

大宮公園で散策(1)

今日は、大宮公園で散策です。 大宮駅から歩き、まず初めに、氷川神社を目指します。 大宮駅は、東京と北関東、東北、信越、北陸、北海道を結ぶ新幹線を始めとした鉄道 のターミナル駅です。写真は中央自由通路で、駅ビルルミネなどの商業施設があり、大勢の…

上野公園を散策します(2)

前回に続いて、上野公園を散策します。 パンダで有名な上野動物園の、正式名称は、東京都恩賜上野動物園。 開園は1882年3月20日で、日本の動物園では最も古い。上野恩賜公園内にあり、上野駅(公園口)から徒歩5分の場所に表門のゲートがある。総面積は14ヘ…

上野公園を散策します(1)

上野公園の北側、寛永寺から公園の南、広小路方面に歩きます。 上野公園は、正式には都立上野恩賜公園(うえのおんしこうえん)と言い、公園内には博物館、動物園等、多くの文化施設が存在します。 東叡山寛永寺は、江戸時代、三代将軍・徳川家光が江戸城の…

映画「告白」と「あんのこと」

先週、今週と映画を観ました。 「告白 コンフェッション」、物語は、大学山岳部のOBで親友の浅井(生田斗真)とジヨン(ヤン・イクチュン)が、16年前の大学卒業登山中に行方不明となり事故死とされた同級生・西田さゆりの17回忌の慰霊登山に出かけた際に始まり…

水元公園で菖蒲を愛でる(2)

引き続き、水元公園の菖蒲田を巡ります。 菖蒲まつりの会場。訪れた日は平日でイベントは開催されていませんが、今年度も堀切菖蒲園と都立水元公園で葛飾菖蒲まつりが開催されています。(2024/5/27~2024/6/16まで) あじさいと菖蒲のコラボ 花菖蒲の品種 …

水元公園で菖蒲を愛でる(1)

今回は、葛飾区と三郷市に隣接する「都立水元公園」を訪ね、菖蒲を鑑賞してきました。水元公園には、JR金町駅から、京成バスに乗車、「水元公園」バス停から徒歩7分位です。 案内図 水元公園は小合溜に沿って造られた、都内で唯一水郷の景観をもった公園で…

ちょっと早い「父の日」プレゼント

今年の「父の日」は6月16日(日)ですが、ちょっと早い父の日プレゼントでした。 都営新宿線の馬喰横山駅近くの「日本橋 伊勢重」で、すき焼きをいただきました。 「伊勢重が明治2年に日本橋の小伝馬町ですき焼き屋を始めて150年以上。 職人が吟味したA5等…

めじろアートナイトで浮世絵の謎を楽しむ

先日、目白駅から歩いて6分程度にある、豊島区立目白庭園の赤鳥庵で開催された、「メジロアートナイト・浮世絵と古地図からお江戸にタイムスリップ@目白」の講演会に参加しました。 豊島区立目白庭園は、豊島区の都市化、国際化が進む中で自然に接し、伝統…

駒込の六義園を散策(2)

六義園もあじさいが見頃になって来ました。 六義園には約200株のサツキと約15種1,000株のアジサイがあり、これから迎える見ごろにあわせて、「初夏の六義園~さつきと和のあじさいを楽しむ~」を6月23日まで開催しています。 六義園のアジサイは日本古来のア…

駒込の六義園を散策(1)

今回は、駒込の六義園(りくぎえん)を散策します。 JR駒込駅に近い、染井門はイベント時などに臨時門なので、閉門中。380m離れた正門に向かいます。(正門迄は、JR駒込駅から徒歩7分、三田線千石駅からは10分) 六義園は造園当時から小石川後楽園ととも…

江戸と東京を歩く(4)

大森に向かって行くと鈴ヶ森刑場跡が見えます。 鈴ヶ森刑場は小塚原(荒川区)とならぶ江戸の処刑場で、慶安4年(1651)に開設されました。現在は文久2年(1862)に開かれた日蓮宗大経寺の境内にあり、処刑に使用したといわれる台石や首洗いの井戸などが残さ…

江戸と東京を歩く(3)

次は、電車に乗って4つ先の立合川に行きます。 駅を降りると、小さな公園に坂本龍馬の像があります。この龍馬像は2代目で、2010年に建立したもの。龍馬が立会川にいたと思われる20歳頃の顔を再現しており、草履を履くブロンズ像は全国的にも珍しいそうです…

江戸と東京を歩く(2)

前回に続き、江戸と東京を歩く(2)で、利田神社です。 利田神社は、江戸前期に沢庵和尚が弁財天(洲崎弁天)を祀ったことが始まりと伝わっています。もともとは旧目黒川の河口の海に突き出た砂洲に祀られていた弁天社で、江戸名所図会や歌川広重の浮世絵に…

江戸と東京を歩く(1)

江戸の町並みや営みを表現した名所浮世絵は、現代の東京ではどこにあたるのか、ちょっと興味がわきます。NPO江戸百景と東京の風景の会が主催する「江戸百景コース」の品川大森コースに参加しました。 江戸百景と東京の風景の会は、「江戸百景散歩をして、東…

白山神社であじさいを堪能しました(2)

前回で紹介した「文京あじさいまつり」は、昭和60年度から白山神社にて行われています。白山神社は、徳川五代将軍綱吉と生母桂昌院の信仰を受けたことでも知られ、小石川の鎮守として親しまれています。 毎年6月の梅雨時期には、白山神社境内と、隣接する白…

白山神社であじさいを堪能しました(1)

今回は、あじさいで有名な「白山神社」に向かいました、白山神社は、都営三田線の白山駅、東京メトロ南北線「本駒込」駅、都バスの白山上バス停が便利です。 三田線白山駅A3エレベータ出口 白山神社は、歴史ある神社で、天暦年間(947~957年)に加賀一宮…