江戸と東京を歩く(1)

江戸の町並みや営みを表現した名所浮世絵は、現代の東京ではどこにあたるのか、ちょっと興味がわきます。NPO江戸百景と東京の風景の会が主催する「江戸百景コース」の品川大森コースに参加しました。

江戸百景と東京の風景の会は、「江戸百景散歩をして、東京の今昔を体験してみませんか。」とのコンセプトに、江戸の頃の風景を浮世絵「江戸百景」の地点から想像してもらうことやその後の江戸つまり東京各地の風景の変化を絵画や写真により追いかけて楽しんでもらうことを企画しています。

今回の品川・大森コースは、京浜急行北品川駅に集合し、歌川広重の浮世絵『名所江戸百景』の第28景「品川御殿やま」、第83景「品川すさき」。第82景「月の岬」、第109景「南品川鮫洲海岸」、第26景「八景島鎧掛松」と巡りました。

まずは、第28景「品川御殿やま」。第一京浜国道を渡って、品川女子学院の横を過ぎ、JRの線路を跨線橋で渡ります。高輪台地の最南端に位置する高台がここ御殿山です。

第一京浜国道を渡ります

第28景「品川御殿やま」

現代の御殿山トラストタワー

御殿山庭園

次の第83景「品川すさき」は、戻って旧東海道に出ます。

旧東海道品川宿あたり

第83景「品川すさき」

この先が江戸時代は海

第83景「品川すさき」にあった利田神社