大宮公園で散策(2)

氷川神社を参拝して、大宮公園に入ります。

 

大宮公園は、1885年(明治18年)に開園した埼玉県初の県営公園です。

隣には氷川神社が鎮座し、梅林をはじめ1,200本を超える桜や、樹齢100年を超える赤松林など、四季折々の自然を満喫することができます。 また、NACK5スタジアム大宮・県営大宮公園野球場という、Jリーグプロ野球の両チームが試合を行う2つのスタジアムを有する日本でも非常に珍しい公園です。

 

自由広場には、毎年3月下旬~4月の上旬にソメイヨシノなど約1,200本の桜が咲き誇ります。「日本さくら名所100選」にも選ばれており、開花のシーズンには大変な賑わいとなります。

大宮公園小動物園は、1953年に開設された入園無料の動物園。

規模は小さいものの、ツキノワグマカピバラニホンザル、フラミンゴなどを中心に飼育しており、子供から大人まで楽しめます。動物とのふれあいイベントも行われ、人気を集めています。

又、遊園地もあり、動物園に併設している小さな遊園地で、飛行塔、豆汽車、遊具、砂場など、レトロでリーズナブルな乗り物が楽しめます。小さなお子さんにおすすめです。

 

公園の真ん中には、舟遊池があります。昭和9年に完成した面積約18,600平方メートルの池です。貸しボートの再開に向けて準備中との情報があります。

 

 

埼玉県設立百周年を記念して造られた「埼玉百年の森」です。樹齢100年を超える赤松林が広がり、公園初期の面影を残しています。

 

県立歴史と民俗の博物館は、歴史と民俗の博物館日本のあけぼのから戦国時代、江戸の産業と文化、埼玉の誕生などの歴史資料を展示しています。

民俗展示室では昭和30年代の暮らしを再現しています。美術展示室では季節ごとにテーマを変えて美の世界を紹介しています。



大宮公園駅です。東武野田線(東武アーバンパークライン)で大宮駅まで5分とアクセス抜群の駅です。

この先には、大宮盆栽村があります。かつて、東京・団子坂(文京区千駄木)周辺には、江戸の大名屋敷などの庭造りをしていた植木職人が数多く住んでいましたが、関東大震災(1923年)で大きな被害を受け、壊滅した東京から離れ盆栽育成に適した土壌を求めてこの地へ移り住んだのが盆栽村のはじまりです。

大宮盆栽村は、いまも盆栽の聖地として知られ、日本だけでなく世界から多くの愛好家が訪れています。毎年5月3~5日には、「大盆栽まつり」が開催され、盆栽の展示会や、即売会が行われます。