GOCHANの日記

連絡先:gochannikki@gmail.com

南池袋公園付近を散策す(2)

 南池袋公園内では、生産者と消費者の“食を介するつながりの場”を目指したカフェレストラン「RACINES FARM TO PARK(ラシーヌ ファーム トゥー パーク)」が営業され、にぎわいを演出しています。

公園を出て、左回りに付近を散策します。この近辺はお寺さんが並んでいます。

 

妙典寺は、1616年(元和2年)、日観によって開山された。当寺は徳川家祈願所であったため、1634年(寛永11年)の江戸城拡張工事によって市谷に移転した際には、全て徳川家によって建てられている。1908年(明治41年)に「妙行寺」と合併し、「妙行寺」と称して池袋に移転した。1911年(明治44年)に「妙典寺」に改称。1945年(昭和20年)の空襲の被害を受け、また区画整理もあり、1949年(昭和24年)に現在地に移転した。

 

常在寺は、日蓮正宗の寺院。1605年(慶長10年) - 東京上野に細井治良左衛門の寄進により「常在院」として開かれる。開基は日蓮正宗総本山大石寺第16世日就。1619年(元和5年)寛永寺の建立のため、幕命により下谷に移転。その後、1918年(大正7年)4月28日 - 雑司が谷の旧三越の辺りに移転したが、戦後 空襲で焼け野原となった後の区画整理で現在地に移転した。

 

仙行寺は、東京・池袋の松栄山仙行寺と、神奈川・厚木の久遠山仙行寺の二つの寺院から成る日蓮宗の寺院です。東京に於いては「池袋大仏」「雑司が谷七福神・妙法福禄寿」「沙羅浄苑」を内包する本堂ビルを中心に、左右に都市型の葬祭場「沙羅ホール」と、寺の文化施設シアターグリーン」を配置しています。

「池袋大仏」は木曽檜の木彫で、体内に八千五百巻以上の写経が納経された二丈の釈迦如来座像です。

 

シアターグリーンは、3つの劇場の入るビル。 道路から、それぞれ別の入口を入る必要が有るので、初めての人には少し分かり辛いかも。 建物に向かって、左が「BOXinBOXTHEATER」 真ん中が「BASE THEATER」 右が「BIG TREE THEATER」です。

 

盛泰寺は、日蓮宗の寺院で、文明年間(1469年 - 1487年)によって開山されたといわれているが開山・開基ともに不明。元々は浅草に位置しており、1911年(明治44年)に近くの「安盛寺」「常林寺」を合併し、「統一閣」と称して、顕本法華宗の本多日生が勧める日蓮主義運動の拠点となった。1923年(大正12年)の関東大震災や1945年(昭和20年)の空襲の被害を受け、1953年(昭和28年)に現在地に移転しました。

 

本立寺は、1618年(元和4年)、善了院日詠によって開山された日蓮宗の寺院。江戸時代中期に姫路藩藩主榊原政邦の生母だった延寿院の帰依があり、以降榊原家の奥方の菩提寺となった。

境内には、吉原の遊女六代目高尾太夫の墓がある。高尾太夫姫路藩主榊原政岑に溺愛され、1800両で身請けされることになった。しかし、奢侈を禁止していた当時の将軍徳川吉宗の怒りを買い、政岑は強制隠居、榊原家も越後国高田藩に懲罰的転封の処分を受けた。政岑と高尾太夫は転封先の高田に移り住んだが、まもなく政岑は死去した。高尾太夫は出家して政岑の菩提を弔った。その後、江戸に来て当寺で余生を送ったという。また「神木隊戊辰戦死之碑」も境内に有る。

今回は、ここまで・・。