浅草公会堂を曲がってオレンジ通りを歩きます、間もなく、左右につながる新仲見世通りに出会います。
新仲見世商店街は、東京でもっとも歴史のある商店街。5部からなる、380mのアーケード通りにはレストラン、雑貨店、洋品店など108のお店が連なります。浅草で一番大きな商店街として観光客にも人気。「しんなか」の名前で親しまれています。年間を通してイベントも多く、いつ訪れても楽しいショッピングストリート。
大正10年、浅草に誕生したマルベル堂。スターの写真「プロマイド」を販売し、それがファンのコレクションアイテムとして世に広まりました。
映画俳優や女優、歌手、グループサウンズ、スポーツ選手に芸人、アイドルからご当地キャラクター、新たなアーティストまで、これまでにマルベル堂が撮影したスターは約2,800名、プロマイドのトータル出版数は85,000版にもなるそうです。
今半本店は浅草の新仲見世通り沿いに店舗を構える、すき焼き専門店。別に、今半別館、浅草今半(株式会社今半)、人形町今半、代々木今半は、今半本店をルーツとしているが、2011年時点ではそれぞれ直接の関係はなく、独立した経営を行っている。
1895年(明治28年)、東京府東京市本所区吾妻橋の牛鍋屋として創業し、のちに浅草へ移った。関東大震災により店舗が焼失したが、その後新たに龍宮をイメージした豪華な店舗を建て、人々をあっと言わせ、永井荷風も同店をしばしば訪れており、店内の様子などを『断腸亭日乗』に書き記している。
出口近くに、地下鉄銀座瀬浅草駅と地下街に続く階段があるが、詳細は別の回で紹介いたします。