仲見世通りの裏道に、甘味の「梅園」があります。
創業が安政元年(一八五四年)浅草寺の別院・梅園院の一隅に茶屋を開いたのが始まりで、屋号梅園もそのゆかりでございます。初代は元祖あわぜんざいで好評を博し、東京名物となり、以来一七〇余年甘味処として伝統を継承して参りました。(梅園のHPより)
草大黒屋の別館です。本店から浅草中央通りを1本曲がった所にあります。
ホッピー通りが近くなった来ました。昼前から一杯が楽しめます。
青い色のお店が、居酒屋「捕鯨船」。
「お前と会った仲見世の煮込みしかないくじら屋で・・・」(歌:浅草キッド;ビートたけし)
ビートたけしが売れない時代から通ったという鯨料理店で、今も多くの芸人や芸能人が訪れるという有名店。多くの観光客で賑わう店でもあるが、観光地浅草の中でもしっかりと「地元の空気」を大事にしているような雰囲気を与えてくれます。
「捕鯨船」の前の通りが、六区通り。昭和の浅草で活躍された芸人・文人たちの写真看板が通りを賑わしている。伴淳、コロンビア・トップ、Wけんじ、玉川スミ、遊女や踊り子を愛した文人の永井荷風、森川信、関敬六、渥美清、大宮デン助。
数十枚ある浅草芸人看板のうち、大宮デン助の看板の裏側だけが、何故か『予約済』となっている。ビートたけしが亡くなった後、たけしの写真看板を掲示することが決まっているとか・・・。
笑いの殿堂、寄席の「浅草演芸ホール」、その上の4階あるのが漫才が主な「東洋館」。
昭和39年(1964年)、東京オリンピックの年に誕生した浅草演芸ホールは、鈴本演芸場(上野)、新宿末廣亭、池袋演芸場とならぶ、東京の「落語定席」のひとつです。「落語定席」とは、1年365日、休まずいつでも落語の公演を行っている劇場のことで「寄席(よせ)」とも呼ばれます。
片や、歴史ある浅草フランス座(ふらんすざ)の名前でも有名な東洋館。
現在は、漫才協会、東京演芸協会、ボーイズ・バラエティー協会を中心に、都内で唯一のいろもの(漫才、漫談、コント、マジック、曲芸、ものまね、紙切りなど)寄席としてご好評です。
東洋館の前は、ドン・キホーテ 浅草店。いつも来日した人も多く、賑わっています。
斜め前は、ユニクロ、スシロー、リッチモンドホテルなどが入る東京楽天地浅草ビル。
1,2階はユニクロのお店です。浅草限定商品などもあるみたいです。
1階のまるごとにっぽんのお店。47都道府県のよりすぐった2500点の産品とにっぽんの酒の角打ちで人気でしたが、2024/7末で閉店しました。
浅草には、これ以外にもユニークな通りやお店がたくさんありますが、今回の「浅草公園周辺を歩く」はここまで・・・。